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家づくりの考え方

給湯器の種類はどれを選んでも、災害が来た時にはみんな同じ

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給湯設備にはいくつか種類があります。電器やガスでお湯を沸かしてくれますが、どれを設置しようか悩むと思いますが、その選び方をちょっと考えてみました。

種類としては、エコキュート、エコジョーズ、エコウィル、エネファーム、エコワンの5種類があります。

それでは一つ一つ説明していきます。

エコキュート(節約にはなりますが・・・)

エコキュートは、深夜電力を使用してお湯を90度前後に沸かし、タンクに貯めておきます。

夜11時から朝7時の8時間の電気量が安い深夜電力を使用してお湯を沸かすため、電気料が安くなります。

<欠点1>湯切れが起こる
エコキュートは、家で使用するお湯の量を、毎日マイコンがチェックして、平均の湯量だけを作ります。
例えば、4人家族の場合、毎日700リットルお湯を使うと、使用するお湯の温度は、40〜45度なので、エコキュートは90度のお湯を350リットル作ります。使用する時には、水と混ぜるので、マイコンは考えてお湯を作ります。
しかし、親戚や友人が泊まりに来た時には、急な入用なんてわからないため、350リットルしか作らないので、お湯を使い切ってしまうと、お湯がなくなってしまいます。
エコキュートは、ガスと違って瞬間湯沸かし器ではないので、すぐにお湯を作ることは出来ませんので気を付けてください。

<欠点2>そのまま飲めない
お湯をタンクに貯めておくので、年が経つと水垢などがタンクにたまり、そのまま飲むことが出来ません。

<欠点3>電気を使用していること
電気を使用するため、停電の時には使用することが出来ません。最近原発が廃炉になっていくニュースを聞きますが、廃炉費用などを電気代に上乗せするとか、安い電気が作れなくなってくるなど、いろいろ問題が出てきているので、もしかしたら、電気は高いものになっていくかもしれません。

<利点>オール電化に出来る
オール電化にすると、電気料を割り引いてくれます。欠点3の事もあるのでずっとこのシステムが続くかは分かりませんが、電気だけにすると安くなります。

エコジョーズ(快適ですがガス料金が電気より割高)

エコジョーズは、ガスでお湯を作ります。お湯が必要な時に、必要な量のガスを使って、お湯を作るので、効率がいいです。
エコキュートと比べると、燃料代が高くなります。

エコウィル(床暖房を使う家なら少し便利かも)

ガスを使用してお湯を作ります。そして、お湯を作る時に余ったエネルギーで電気も作ります。なかなかすごいと思いますが、電気を発電するのは、お湯を使っているときですので、洗い物、お風呂に入っている時だけなので、電気はそんなに作りません。(売電も出来ないようです)
床暖房にお湯を何時間も使うような家だと、気持ち他にも電気が回せるかなって程度です。

エネファーム(そんなに種類はない、これからの機械です)

ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ発電し、その電気を作る過程で出た熱でお湯を沸かします。なかなか未来的な発想と言うか、家に発電機があるような感じですが、機械自体まだまだ高価なので、様子見の方がいいと思います。

エコワン(エコキュートとエコジョーズ)

エコワンは、エコキュートとエコジョーズを合わせたような機械です。深夜に安い電気でお湯を作ってタンクに貯めますが、タンクの量は100リットルや50リットルなのですぐお湯が必要になりますが、足りないお湯はガスで作ります。

5種類どれかの設備と+◯◯◯

以上の5種類が給湯器の種類です。よく電気だけにすると、「何かあった時大変なので、電気とガスの両方にしておいたほうがいいですよ」なんていう営業マンがいると思いますが、結果は災害で電気が来なけれは、今の機器は全て使えなくなります。なのでどれを選んでも似たり寄ったりです。なので、選ぶのは好みと言う事。

本当に災害が心配なら、「発電機」を設置しておくほかないと思います。「発電機」をつかって給湯器を動かしてお湯を作るコレが一番頼れる設備でしょうね。

まとめ

結局給湯器はどれがいいの?って言うお話ですが、自分の家はエコキュートにしました。月々の電気代がやはり安い!

自分の家を建てる考えは、「安く家を建てて、その後の生活も考える」コレばかり考えながら家を建てたので、オール電化にしたことは間違っていないと思っています。

ガスも必要と言う人もいますが、もし停電になっても、カセットコンロなどでお湯を沸かせばいいし、お風呂は我慢すればいいのです!

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