さて、今日のお話は、家を建てる事は、家族が幸せに暮らせる場所を作るということ。
立てる場所、日の入り方、近隣の家との関わり方、いろんな事を考えながら家を造ると思います。
自分だけのエゴの塊で家を考えると、余りいい結果にならないと思います。
ちょっと間取りに迷ったりしたら、気休めかもしれませんが、風水の力をかりてみたりすると、意外と解決するかもしれません。
風水とは
中国の漢の時代より伝わる環境学の事です。
「風」とは、気の流れやエネルギーの事をいいます。
「水」とは、空気中の水分や、目に見える水の流れの事をいいます。
風と水は古来より災害などにより、生活を幾度と無く危険にさらしてきました。それらをうまく共存できるようにするかを考えたのが、風水と言う事です。
信じるとか、信じないとかではなく、人は自然と共に生きなければならない生き物です。ちょっと胡散臭いなんて思う人もいるかもしれませんが、家の間取りを考える時に、結構便利な合理的な考え方だと思いますので、間取りにしっくりこないとか、この間取りが不安で、自分の中の決めてがほしいという人は、ちょっと風水の考え方を間取りに取り入れる事によって解決できるかもしれません。
鬼門・裏鬼門とは
風水の言葉で、鬼門や裏鬼門という言葉があります。
北東を鬼門といい、その反対側南西を裏鬼門といいます。
鬼門や裏鬼門にない方がいいものは、玄関・キッチン・トイレ・お風呂と言う事です。
玄関の場所は?
玄関はさまざまな気が入ってくる場所とされるので、玄関がある場所は、明るい日差しが入ってくるような場所に設置すると良いでしょう。
暗い雰囲気や、汚い玄関ですと、良い運気が逃げます。
あと下駄箱は左側に設置するといいです。
キッチン・トイレ・お風呂の場所は?
家族の力の源が作られる場所として、キッチンは東・東南・西北に設置すると良いでしょう。
キッチンは、明るく風通しを良くすると良いです。キッチンは火を使う場所なので、西の方角に配置すると、夏は暑かったり料理を作る上でとても大変ですので、西側はなるべく避けましょう。
トイレは、どの家にとってもあまりいい場所ではありません。風水的にもどの位置に配置しても良くはありませんが、玄関に入ってトイレの扉や、家の中心にトイレを配置する間取りは避けましょう。
お風呂は、風通しを考えると、北・東・西・東南の場所がいいです。
まとめ
あくまでも風水は参考です。
必ずこの場所になくてはダメってことはありません。
土地の場所にもよりますが、風水ばかり考えて、使い勝手の悪い家になってはいけません。
あくまでも参考程度で考えてください。
どうしてもこの場所にしか設置できないなんてことが多々あると思います。ちょっとした工夫で風水的にも、環境的にもより良い生活が出来ます。
家は明るいほうがいいに決まっています。より多く家に光を入れる方法はたくさん有るので、後日そのお話をしようと思います。