「500万円で家を建てる!」著者:湯山重行(建築家・一級建築士)
見出しのタイトル通りの本を参考にさせていただきました。
この本は、とにかく家を安く建てるために、余計なものを省いた家の間取りを実際に建ててみて紹介しています。
<外観の完成予想イラスト>
<1階平面図>
<2階平面図>
本を自分の手で持って、携帯で撮影したのでゆがんでしまいましたm(_ _)m
建築面積34.78㎡の1階34.78㎡2階34.78㎡の延べ床面積69.56㎡の木造2階建ての小さな家です。
外観はとてもシンプルで、無駄なものがありません。
自分の家は、この家を参考にというか、間取りは丸パクリしましたが、
しかし、生活スペースの考え方は人それぞれ、二階にキッチンとリビングがあるのはとても不便に感じたので、ちょっとアレンジを加え、1階をリビングにしました。
当初の予定では、キッチンスペースと、六畳のリビングは区切るつもりでしたが、あまり細かく区切ると、ほんと狭いスペースになると思い、キッチンとリビングはワンフロアにすることにしました。
<これが自宅1階平面図>
<これが自宅2階平面図>
建てた図面が逆なのでわかりづらいかもしれませんが、ほとんど同じような内容です。
結果的に、1階ワンフロアにすること、2階も区切らず大きな部屋にしたことは良かったと思っています。
当初区切るのは、光熱費の事を考えて小さく区切ろうとしていましたが、最近の家の断熱性能はとてもすごい!
出来上がったのが、昨年の12月だったので、リビングにつけたエアコンで暖房をつけると、家全ての暖房がまかなえるほど、家が暖かくなりました。
小さな家にすることでのメリットだと思います。
ちょっと話はそれましたが、「500万円で家を建てる!」ほんと何も付けない、断熱もほどほど(今の時代そういうことが出来るのか分かりませんが)この本を参考に建てた所、結果500万円では家は建てれませんでしたが、間取りなどは大変参考になりました。
この本の間取りのようにそのまま作ると、窓が少なく、風の通りが難しいので、窓を多くしたり、後は、給湯器、田舎なので浄化槽の整備がされていないので、浄化槽施設の設置などなどいろいろ付属品が付き、なんだかんだで1000万円の家になりました。
本当なら、この著者に設計してもらうと、もっと思い通りの家が出来たのではないかと思いますが、地方に住んでいるため、そこは諦めました。
この本では、家族は3人としていますが、家の家族構成は、4人家族です。
上の娘には13歳になり、2階の4.5帖の一人部屋を作ってあげました。
下のチビは、まだ3歳なので、あと3〜4年後には独りで勉強するスペースを作ってあげないといけないなぁと思っています。
そのスペースは2階のフロアに、仕切りなど置いて部屋を作ってあげようと思います。
住み始めてもうそろそろで半年になります。
ローコストハウスは、確かに小さい家ですが、なかなか満足いく出来だったと思います。
ローンも、そこまで苦労せずに返却できる金額なので、気持ち的にも大変楽です。
無理に背伸びする必要はないと思います。部屋も多くあると、掃除が大変だったり、使わない倉庫のような部屋が出たりで、無駄な部分が出てくると思いますが、その点小さな家は、全ての部屋をフル活用することになり、不要な場所がなく、掃除も大変楽です。
老後は、妻と二人の生活になるかもしれませんので、そう考えると、この家の大きさで十分じゃないかと思います。
これからローコストハウスを建てようと考えている方は、あくまでも参考ですが、この本を読んでみてください。
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