10見て1を知る!
家を建てるというのは、人生最大の買い物と言っていいでしょう。
電化製品や車を購入する場合は、製品の質は何処も一緒で色々見る必要はなく、あとは金額のみでお店を判断すると思いますが、家を建てるとなると、一生払い続けるローンの事もあるので、誰もが失敗しないように慎重になると思います。
私も家を建てるときに、色々な工務店を回りました。
その回った時の各工務店のお話をまとめてみました。
A工務店の場合
知り合いに紹介された工務店でした。
初めはとても親身に希望を聞いてくれて、ある程度話が進み、家の形が決まってきたら、自分としてはもう少し細かい所も話して、あとどれだけ費用が必要かを聞きたかったのですが、その工務店は忙しかったのか、「その先の細かい相談は契約を交わしてからしましょう。」とその工務店の店長からこう切りだされ、その態度が自分としては気に入らなかったので、その工務店にお願いすることはしませんでした。
B建設会社の場合
B建設会社は、よくチラシで1000万円以下で家が建てられます!なんて広告を入れる建設会社でした。
この建設会社の家は、自由設計の効かない家で、自分の希望する間取りなどが出来ませんが、それでも自由設計の建物よりかなり安い金額と思って見積もりを出してもらいましたが、見積書を見てビックリ!
1000万円どころか、230万円ほど予想金額がアップしていました。
見積書を見た時驚きを隠せませんでしたが、落ち着いてB建設会社に見積書について質問をしてみたら、設計料として50万円、廃材処理費用として80万円、田舎で下水が整備されていない地域でしたので、浄化槽設置で100万円と言われました。
浄化槽設置の金額はしょうがないにしろ、設計料と廃材処理費用に関しては納得いかず、知り合いにも「この設計料と廃材処理費用っていうのは必要?」って聞くと、「こんなの取らないよ!」って言われ、B建設会社といろいろ話し合いましたが、「その金額はどうしても掛かるんです」と言われたので、このB建設会社も断りました。
Cハウスメーカーの場合
ここは、前情報として坪単価が高いと聞いていましたが、友達が働いていたので相談してみることにしました。
間取りは、だいたい決まっていたので、後は自分の予算の範囲でこの家が建てれるかって事で話をしたのですが、初っ端にこの間取りで、その予算では家は建てれませんとすぐに言われました。
まぁ自分でもそうだろうと思っていたのですが、その営業さんは、そんなこと気にせず、自分の家に対する疑問や不安をとても親身に聞いてくれて、「自分の会社で家を建てなくても、ぜひ当社のモデルハウスを見に来てください」と言ってくれました。
とても感じが良く、出来ればこういう人と家を作ってみたいななんて思いました。
しかし、ローコストハウスを建てるために、お断りしました。
D建設会社の場合
最後に、今建てた家の建設会社ですが、この会社も知り合いからの紹介でした。
この会社は、ちょっと裏事情がありますが、知り合いの力が強かったのか、「1000万円で家を建てましょう」といきなり話を頂きました。
いろいろ話を聞いてみると、この建設会社は近々、何棟か建てて建売しようとしていたようで、その材料を一緒に購入することで、自分の家も安く建ててくれるということでした。
営業はちょっと調子のいいおじさんでしたが、話がスムーズに進み、ここで家を建てることに決めたのです。
最終的にD建設会社に頼んだのは、やはり金額が決め手でした。
他の工務店だと、何か建具などを付けるごとに、金額がプラスされていき、ローコストハウスを建てる当初の目的からどんどん離れて行きましたが、D建設会社は、色々要望を聞いてくれて、尚且つ建設会社のサービスで、当初家の外側収納は考えていなかったのですが、付けてくれたり、外の手洗い場を、ブロックで積み上げてちょっとオシャレにしたり、トイレはタイル張りなどしてくれたので、とても満足しています。
皆さんが、どんな家を建てるか、またどこの工務店、ハウスメーカー、建設会社で建てるか分かりませんが、とにかく色々見てから、情報を集めて、納得してから家を建てることをオススメしますよ。
但し、ローコストハウスを建てるなら、ハウスメーカーは厳しいと思います。
相談するなら地元の工務店か、自分の場合は、大量に材料を仕入れるから、今なら安く建てれるなんて話もあるかもしれないので建設会社って言うのもありかもしれませんね。